電気ケトルと電気ポットとの違い
ここでは電気ケトルと電気ポットとの違いを紹介します。
日本で主流だったものと、どう違うのかを知り、自身の生活習慣に見合った物を選びましょう。
電気ポットはサイズが大きいものが多い
電気ポットは、比較的大容量のサイズとなっています。2リットル(2000ミリリットル)辺りが基本でしょうか。
一方、電気ケトルは0.8リットル(800ミリリットル)あたりのサイズもあり、スペースを取らないだけでなく、常に適量を沸かすことが可能です。
その都度水を入れ替えるので、水が新鮮
電気ポットは水を入れっぱなしにしているため、水自体が使うときに古い状態の可能性があります。
逆に、電気ケトルは、その都度水を適量入れて沸かすため、常に水は新鮮です。
電気ポットはある程度つかったら水の入れ替えなどをしなければいけないので面倒
電気ポットは、ある程度したら、水の入れ替えをする必要があります。もちろん、気にせずにそのまま使うことも出来ますが、やはり古い水を置いておきすぎるのは好ましくなく、時折全部捨てて入れなおす必要があります。
形状にもよりますが、基本的に重く、また、水を捨てるときにも高く抱え上げなければならないため、危険も伴います。
その点、電気ケトルは、その都度水を入れるため、水を入れ替える必要はありません。
余った水は、その都度流しに流せばよいだけですし、水を捨てるときも普通に給湯口から気軽に捨てることができます。
保温性能が無いので、沸いたらすぐ使う必要がある
電気ケトルは保温機能がありません。沸かしたらすぐ使う必要があります。
逆に、電気ポットは、そもそも魔法瓶のように保温機能があり、一定温度に温度を維持する機能もあるため、便利です。
その都度水を入れるので、ポットの水の入れ忘れの心配が無い
電気ポットは、水を入れておく必要があります。入れておかないと空焚きなどの心配が発生します。もちろん、空焚きの際に自動的に電源が切れる機能などもあるかと思いますので、そうした機種でしたらあまり心配はありまん。
ただ、お湯を使おうとしたときに水が無い状態の場合には少々困るものがあります。
電気ケトルの場合は、その都度水を入れる必要がありますから、基本的にお湯が無くて困るということはありません。
ポットは温度調節が可能、ケトルは不可
電気ポットはお湯の温度調節が可能の機種が多いです。80度であったり、95度であったり、100度であったりと、特定の温度にキープすることが可能です。
電気ケトルは、常に100度目指して沸騰していきます。
お茶をおいしく入れるには80度が好ましいなどといわれますが、こうした温度を気にする人であれば、電気ポットに分があります。
また、幼児がいる場合は、ミルクを作る際に低めの温度のお湯が必要になります。こうした場合にも便利に使用できるでしょう。