なぜ電気ケトルが売れているのか

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最近、電気ケトルが売れています。逆に電気ポットの売れ行きが、年々落ちているというデータもあります。

前年比で5%刻みで減っていると言われています。

では、なぜ電気ケトルが売れているのかですが、これは生活習慣の変化によるところが大きいといわれています。

ここでは、なぜ売れるようになったのかを紹介していきます。

電気ケトルは日本になかった

そもそも、電気ケトルは日本ではあまり知られていませんでした。

日本の住宅事情の影響か、それとも電気ポッドの方が便利という思い込みによるものなのか知りませんが、一般に知られるような状況に無かったことは事実です。



電気ポットだと量が多すぎる

では、なぜ電気ケトルが主流となりつつあるのかですが、まず、電気ポットだと量が多すぎるという点が挙げられます。

一方、電気ケトルでは、自分が望む量の水を入れ、沸かすことができます。コーヒー1杯分だけ沸かしたり、カップラーメンに必要なお湯の量だけ沸かすなど、そのときの都合に合わせて沸かすことができます。

また、沸かすまでの時間も比較的短いため、わざわざ保温してまで用意する必要がなくなりました。

さらに、少子化や核家族化など、一世帯にすむ人の数が減り、今までより多くのお湯を必要としなくなったことも理由として挙げられます。

ペットボトルで代用

昔はお茶を入れるときはお湯を沸かす必要がありましたが、そもそもお茶を入れるということ自体が減りつつあります。その原因として、ペットボトルの存在が挙げられます。

ペットボトルでお茶を飲む習慣が主流となっているため、そもそもお茶を入れることが減っています。このため、常にお湯の状態を維持することが不要になったというわけです。